あとぷうの日記

重症アトピーでした。脱ステ+脱保湿+食生活で治しました。参考になればです!

重症アトピーに0.001%でもいいところがあるとすれば・・・

重症アトピーにいいところなんてあるわけありません。

ずるむけになった皮膚は、歩くだけで(もちろん服でカバーされていても)風圧で痛むし、流れるリンパ液とともに、体力は落ちていくし、気力も落ちていくし、いつになったらよくなるのかわからない状態は(ときにはどんどん悪くなっていく状況は)、まるで闇の中をさまよっているみたいだし……。

でも……。

でも、ほんの少しでも、0.01%でも、0.001%でもいいところがあるとすれば、それは、重症アトピーになることで、否応なく自分の身体と向き合うことになる、真剣になんとかしようと考える(考えざるを得なくなる)、ってことだと思います。

 

わたしは赤ん坊のときからアトピーでした。

atopu.hatenablog.com

そして、小学生時代、友だちのつるつるの肌をうらやんだものでした。

中学、高校になり、お年頃になれば、なおさらです。

でも、「アトピーに甘いものはよくないよ」「ジャンクフードはよくないよ」と、いわれ続けていたにもかかわらず、その誘惑に勝つことができませんでした。

だって、誘惑の魔力が強すぎるんです……。そして、さんざん、買い食いしたものです。

薬が効くうちは、わたしは、薬に頼り切っていました。

薬を飲んで、症状をおさえて、食生活は改めようとしませんでした。

そして、とうとう薬も効かなくなって、皮膚炎が爆発したような状態になって初めて、「これじゃダメだ……(号泣)」と、自分の身体のことを正面から考えるようになりました。

 

自分で本を読んで、勉強して、食生活を改めました。

アトピーが軽いうちにはできないことでした。

ちょっとくらい不快な症状なら、そのままでもなんとか(いやだなーと思いつつも)我慢できるからです。

わたしが、アトピーや、喘息を、元から治すことができたのは、アトピーが重症になったから(どうしようもない状態になったから)、ともいえると思います。

 

耐え難いことだったし、「重症アトピーになってよかったです」とは、とてもいうことはできませんが、薬が効き続けていたり、アトピーが軽い状態であったりしたなら、きっと、わたしは、今でもアトピーであるに違いありません。

 

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