アトピー/不織布マスクで肌荒れする?
わたしは重症アトピーから回復したあとも、しばらく、小康状態が続いたり、少し悪化したりという期間が長かったのですが、その期間中、「どうやら春になると悪い」と、感じることが多かったです(正確には、悪化するときは秋にも悪化するのですが……)。
春といえば、花粉!
きっと花粉がいけないんだと思い、外出時には使い捨ての不織布マスクを着用するようにしていました。
でも、このマスクが効いているんだか、効いていないんだか、よくわからないんですよね……。
むしろ、日を追うごとに、さらに顔がカサカサかゆくなるようになり、花粉の時期が終わっても不調で、「もしかすると、これは花粉じゃなくて、マスクが合わないんじゃないかな……?」とも疑うようになりました。
始まりの原因は、花粉だったかもしれないけれど、途中からマスクになっているのかもしれない……。
頬っぺたもムズムズかゆいし、ゴムをかける耳もかゆい。
マスクのせいじゃないかもしれないけれど、マスクのせいかもしれない。
そんなふうに、春が巡ってくるたびに、マスクとの葛藤があり、最終的に不織布マスクはやめることにしました。
多くの不織布マスクは、ポリエステル・ポリプロピレンなどの化学繊維でできていて、敏感肌の人の場合は、肌荒れを起こしたとしても不思議はありません。
それで、わたしは、必要なときは昔からの綿のガーゼタイプのマスクをするようにしました。綿マスクはやわらかく、心地もとってもよいです。
春、顔荒れをする人はマスクについて考えてみてもいいんじゃないかな……と思います。
ただし、ふつうの綿マスクは、なんていうか、すき間だらけの「網戸状態」みたいなもので、ウイルスは当然のこと、花粉でも通してしまいます。
これでは、花粉をガードするには役立ちませんね。
ふつうのガーゼマスクの密度が心配なときは、内側が100%綿のガーゼになっている不織布マスクもあります。
でも、わたしは、やっぱり全体が100%綿ガーゼが合っていたようでした(かゆくならず、安心感がありました)。
最近は、春だからといって顔が荒れることはなくなりました。
でも、「花粉吸い込み放題」もこわいので、たまに、綿マスクをしたり、内側ガーゼ不織布マスクをしたりしています(その程度のいい加減さ)。
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