あとぷうの日記

重症アトピーでした。脱ステ+脱保湿+食生活で治しました。参考になればです!

患部を隠して、掻くのを防ぐ

アトピーがひどかったとき、また治りかけのとき、患部が目に入ると、それだけで落ちこんだり、つい気になって(かさぶたをむいてしまったりして)かゆみがひどくなったり(それでかいてしまったり)するので、よく、自分の目にふれないようにしていました。

どうするかというと、単純に、綿のハンカチなどでくるくる!巻いてしまうのです。ハンカチは、大判のものや、やわらかいダブルガーゼのものが特に重宝しました。

手がひどいときは、ハンカチを三角に折ってから、手の平をすっぽり包み、指の状態に合わせて、ひどい指を選んでぐるぐる巻きにしつつ、端っこを結んで、留めました。

布を肌に密着させて巻くこともありましたし(←あまり状態がひどくなくて、かゆみをとめたいときは、コレ)、できるだけ患部に布がつかないように、肌を外界から保護するだけのイメージで、空気を含ませてふんわり巻くこともありました(←浸出液が出ているようなひどいときは、コレ)。

常に湿疹を気にしてしまうときに、これは有効でした。自分の目の前から隠すことで、しばらく(運がよければ長い間)、アトピーから意識を遠ざけ、ほかの作業に集中することができました。患部に直接触れないことで、何かが(筆記用具とか)患部にさわる心配もなくなります。

今から思い返すと、はたから見たらちょっとヘンだったかも? とも思うのですが、外で働いているときもアトピーに難儀していたときは、手をハンカチで包んで、指先だけ出していろいろな作業をしたりしていました。まあ、ヘンと思われても、難儀しているときにはそれどころではないので、しかたないのですが。

ハンカチだと、いろいろな形、大きさに対応できるのが利点でした。それに、いっぺんに大きな面積をカバーできて、手入れも楽(お湯で手洗い)!

同じような役割を果たすはずの包帯は何度か試したのですが、使いにくくて結局はハンカチ巻きに戻りました。包帯は世間的な見栄えはいいのですが、細いので、一度にせまい面積しかカバーできず、クルクル巻かなければなりません。伸縮性のものだとかゆくなるので、ガーゼ地のものを使うのですが、留めにくかったり、ゆるんでしまったりします。頻繁に巻きなおしたり、外したりも、ハンカチのほうが楽にできます。

 

また、ハンカチのほかに、手指のアトピーがひどいとき、薬局で売っている綿手袋を使っていたこともあります。これは、ハサミで手袋の5本の指の先を切り落として、使っていました。そのままで使うと、中に熱がこもってしまう感じで、苦しくなってしまうのです。そのままだと、通気性が悪いので、蒸れて、ときには湿疹がよけいにひどくなるような気もしました。指先を切り落とすことで、通気性がよくなって、すごく楽になるのです。

もしも、綿手袋を使っていて、熱がこもるような感じで、使いづらいと思っている人がいたら、指先を切ってみることをおススメします。切ったあとは、少しほつれますが、何度も洗って、くり返し、使えます(もちろん、見栄えは悪いので、これは家の中用ですね)。