アトピーが治ればほかの慢性疾患も治る!?/症状はつながっている
喘息について、その後ぜんぜん書いていませんが、わたしには喘息の症状もありました。
大きな発作にまでなるのはまれでしたが、軽い発作なら、思春期~大学生のころは、1~2週に1度のペースで起こしていました。
その喘息ですが、結論からいうと、アトピーより先に治りました。
脱ステロイドをしたあと、最初のリバウンド状態のとき、かなりひどい発作を起こしました。
3日ほどかけて発作がおさまったのですが、それが、最後の大きな発作となりました。
その後は、ひょっとすると軽い発作なら起こしたかもしれませんが、覚えていないレベルです。
アトピーのほうは合計3回リバウンドを起こしたので、喘息のほうが早く治ったことになります。
アトピーを治すために実践していた、食生活の見直しや、薬の中止、ごく簡単な自然療法(←その効果が科学的に認められていないとしても、心理的効果はあるはず)によって、少しずつ体質が(丈夫な方向へ)変わっていったのではないかと思います。
そして、喘息のほかにもう一つ、実は、あまり自分で意識していなかった問題に、「ひょうそ」がありました。
わたしの足の親指の爪は「巻き爪」で、しょっちゅう、爪が皮膚にくいこんでは、化膿していたのです。
でも、これは本当に日常であったため(治っては、なる、のくりかえし)、自分では特になんとも思っていませんでした。
プールや海水浴など、はだしになるシーンで、他人の目にとまってしまうため、「はずかしいなあ、いやだなあ」と思っていた程度です。
ところが、この「ひょうそ」も、喘息同様、アトピーが治っていく段階で、まったく(!)ならなくなったのです。
わたしはそれまで、「巻き爪だから」ひょうそになるのは仕方ないと考えていましたが、そういうわけではなかったのだ、と確信しました。
形になってあらわれる症状はすべてつながっているのだ、と感じたのです。
アトピーも、喘息も、ひょうそも、それぞれ別に原因があるのではなく、わたしの体に何か問題があって(体質といいかえてもいいと思います)、それがさまざまな姿となって表に現れてくるのだと思いました。
だから、出てきた症状をたたいているだけでは、その場しのぎになるばかりで、なかなか治らないのです。
逆にいえば、(時間はかかっても)体の内側から治そうとすれば、バラバラに見える不調の症状全体が、少しずつ快方に向かうのだと思います。
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