はじめに ／このブログについて

これは、アトピー性皮膚炎で長年うんうん苦しんだ、わたしによる、個人的な体験や考えをつづるブログです。

赤ん坊のときからアトピー体質で、子供時代～思春期～成人と、程度の差こそあれ、ずうーっと、アトピーになやまされてきました。

かれこれ、３０年数年、アトピーとはおつきあいしたことになり（まったく、いやなおつきあいです）、ある意味、アトピーマスターといえるかもしれません（これまた、いやなマスターです）。

ギャン泣きした日もありました。

鏡にうつる自分を見て、血の気が引いたこともありました。

胸の奥がむしられるくらい、つらい思いをした日もありました。

今、ようやく安定して、ほぼ健康な肌でいられるようになってきたように思います。

もっと若いときにキレイになれていたら…、自信満々、いい意味で若者らしい傲慢な青春を満喫することもできたのに…と、若かりし日の自分が何やらかわいそうになることもありますが、なにはともあれ、今、健康であることを、とてもありがたく感じます。

健康で苦労した人は「幸せ」のハードル設定が低めなのかもしません。

アトピーの治療に関する考え方は様々です。

できることなら、「きちんと科学的根拠のある（とされている）」、現代の医療で認められている治療方法を選ぶのがいちばんでしょう。

でも、それが自分自身に合わなかったときは……？

薬が効かなくなってしまったら……？

なんにしても、結局は自分で考え、自分で紆余曲折し、自分で選ぶしかありません。

その人には、その人の正解があるのだと思います。

ここに書くのは、あくまでわたしの個人的な体験と考えですが、つらい思いをしている誰かの参考になることがあれば、いいなと思います。

そして、何より、野球のグローブみたいに腫れ上がったグチャグチャな手を見て、深夜のトイレで、息を殺して泣いていた、昔の自分に「だいじょうぶだよ」と、伝えることができたら…と思うのです。

■現在のわたしの状態■

わたしは、幼少時よりアトピー性皮膚炎、喘息に苦しめられていました。

特にアトピー性皮膚炎は思春期の時期に悪化し、その後２０才前後で重症化します。

脱ステロイド・脱保湿を経て、現在は１０～２０年経ち、いまはほぼ健康な肌の状態を取り戻しました。

現在でも、手のごく一部にちょびっと主婦湿疹めいたものができることがありますが、放っておくと治ります。

特別なサプリ、漢方薬、化粧水など、何も使っていません。

■注意■

このブログに書かれているのは、わたしの個人的な体験と個人的な意見です。

とてもつらい思いをしたからこそ、同じような思いをしている人がいれば、何かの参考になれば（できれば、励ましになれば！）……と思っています。

わたしはステロイド軟膏を使った「標準治療」については懐疑的ですが、えらい先生方が「それが正しいのだ」といっています。

どうぞ、たくさんの意見を調べ、ご自分で考え、判断してください。

自分の体の治療方針を決めるのは自分です。

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